第2章「幻猫ユリウスの怪」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 12:20 UTC 版)
「クララ白書」の記事における「第2章「幻猫ユリウスの怪」」の解説
しーのは最近トイレでよる猫の鳴き声と不思議な声を聞き、すっかり脅えていたが、誰からも相手にされない。クララ舎長の有馬皇子のところにはアグネス舎長の虹子女史が尋ねてきており、最近アグネスで寄宿破りが頻発して、シスターがそれに気づいたらしいことを伝えに来ていた。 誰からも相手にされないしーのは、化け猫の正体を暴こうとした際に、シスターに誰何され、偶然その時に物音がしたため、シスターが5年の長谷尾さんの寄宿破りを発見した際に居合わせてしまい、長谷尾さんから恨まれてしまう。そして自分を頼ってくる1年生グループの1人である文子が寄宿破りをしている場面にも出くわしてしまい、それを誰にも言えず、一人で悩む。そのためにマッキーや菊花から友達甲斐がないと絶交宣言されてしまった。しかも江奈の証言によると、文子は最近金遣いが荒いらしい。結局、文子は子猫を拾ってしまい、それを寄宿の敷地でこっそりと育てていたのであった。しーのが聞いた泣き声は、ある寒い夜に文子がこっそりとスチームの入るトイレに連れてきた時にものであった。真相を知ったしーのだが、どう仲直りすべきが悩むのであった。
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