第11次攻防戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 23:24 UTC 版)
高地を奪還した第30連隊は「作戦指示第74号」に基づいて第29連隊の任務を引き継いだ。しかし中共軍は395高地を喪失した直後、駱駝稜線で掩護射撃を加えながら、午後2時40分に逆襲を試みた。大隊はすぐに砲撃を誘導したが、中共軍は砲撃を掻い潜り、395高地頂上東北側の第3大隊第9中隊の陣地に殺到した。当時、第3大隊は第29連隊第3大隊の陣地を引き受ける途中であったが、攻撃を受けると両大隊は陣地交代を中断し、集中射撃を加えて中共軍の侵入を阻止した。1時間10分の交戦で中共軍はほとんどの兵力を失い、午後4時50分を前後して下眞明洞方面に後退した。 第30連隊は午後5時30分頃に第29連隊の陣地の引継ぎを完了し、頂上に第1大隊、西南側稜線に第2大隊、東南側9合目稜線に第3大隊を配置した。
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