第1部 花魁──初代緋桜の日記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/28 01:07 UTC 版)
「幽女の如き怨むもの」の記事における「第1部 花魁──初代緋桜の日記」の解説
1933年頃、桜子は、花魁になってお金を稼ぐために、13歳で故郷の村から桃苑(ももぞの)という廓町に出てきて、金瓶梅楼(きんぺいばいろう)という遊郭に連れて行かれた。16歳の年の4月に、桜子は大切な儀式を経て花魁となり、緋桜という名前で金瓶梅楼の見世に出るようになる。9月のある日、通小町が金瓶梅楼の別館の3階の部屋から身投げをする。しばらくの後、桜子は何かに導かれるように、裏口から廊下にあがり、別館3階の部屋まで来て、窓から身投げをしそうになったところで、雪江に止められる。それからしばらくの後、桜子は月影が別館の3階の部屋に向かっていることに気づき、彼女を助けるために跡を追う。しかし、足首をつかみ損ねてしまうが、月影は下を通りかかった車の上に落ちて命拾いをする。やがて桜子は、郭町から逃げ出すことを決意する。
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