第1部:サニー・リッジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 07:54 UTC 版)
「親指のうずき」の記事における「第1部:サニー・リッジ」の解説
トミーとタペンスのベレスフォード夫妻は、トミーのおばであるエイダを訪ね、老人ホーム『サニー・リッジ』へ足を運ぶ。トミーがエイダおばと話している間、別室で待っているタペンスは、この老人ホームに住むランカスター夫人と話をしている。ランカスター夫人は、話の途中で突然「あれはあなたのお子さんでしたの?」と尋ね、暖炉の奥に子どもがいると話し出す。 3週間後、エイダは自然死し、葬儀を終えて遺品を引き取りに行った2人は、ランカスター夫人が突然ホームを立ち去ったことを知る。ホームの責任者であるミス・パッカードは、ジョンソン夫人と名乗る女性がランカスター夫人を引き取っていったと話す。エイダの遺品には、ランカスター夫人から譲られた、川辺に建つ家を描いた絵があったが、タペンスはその絵に不思議な見覚えがあることに気付く。夫妻は絵の処遇を巡ってランカスター夫人の行方を捜すが、すぐに行き詰まり、タペンスはランカスター夫人が何か事件に巻き込まれたのではないかと訝る。 この少し後、トミーは国際合同秘密機関連合 (IUAS) の会合に出かけ、ひとり家に残ったタペンスは、汽車から絵の家を見たと気付き、記憶と地図を元にこの家がある場所を絞り込む。
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