第二高原川橋梁とは? わかりやすく解説

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第二高原川橋梁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 05:07 UTC 版)

第二高原川橋梁を渡る貨物列車(2002年5月)

第二高原川橋梁(だいにたかはらがわきょうりょう)は、かつて岐阜県飛騨市(旧・吉城郡神岡町)の高原川に架かっていた神岡鉄道神岡線鉄道橋廃橋)である。

概要

国鉄神岡線(後・神岡鉄道神岡線)の猪谷駅 - 神岡駅(後・奥飛騨温泉口駅)間の建設工事に伴い、1966年昭和41年)に完成し、同年10月6日に供用開始した。西漆山駅(後・漆山駅) - 神岡口駅(後・神岡鉱山前駅)間の神通川支流である高原川に架かる全長77mの橋梁である。

なお、トラス桁は元々国鉄常磐線利根川橋梁として1922年大正11年)に製作されたものであり、1962年(昭和37年)の利根川橋梁架け替えに伴いトラス桁が撤去された[1]が、その後本橋梁への転用に伴い1963年(昭和38年)に宮地鉄工所(現・宮地エンジニアリング)が改造を行っている。

2006年平成18年)12月1日の神岡線全線廃止に伴い、本橋梁の供用は終了となるが、その後も解体・撤去されずに現存している。

諸元

  • 種別 - 鋼鉄道橋
  • 形式 - 1)下路式曲弦プラットトラス、2)上路式プレートガーダー
  • 橋長 - 77m
  • 径間数 - 2
  • 支間 - 1)62.484m、2)不詳
  • 線数 - 単線
  • 活荷重 - E40
  • 竣工 - 1966年(昭和41年)
  • 施主 - 国鉄
  • 橋梁設計 - 鉄道院
  • 橋桁製作 - 1)東京石川島造船所(現・IHI)、2)不詳
  • 橋桁改造 - 1)宮地鉄工所(設計は国鉄)

周辺

脚注

  1. ^ 常磐線旧上り線の利根川橋梁からトラス8連の内、3連が羽越本線阿賀野川橋梁、4連が北陸本線上り線の庄川橋梁、1連が本橋梁に転用されている。

参考文献

外部リンク

座標: 北緯36度22分54.1秒 東経137度16分38.2秒 / 北緯36.381694度 東経137.277278度 / 36.381694; 137.277278




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