第二尚氏の祖先
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 22:21 UTC 版)
『中山世譜』など王府史書では、尚円王の父・尚稷は、保元の乱で流罪となった源為朝がその開祖とされる「舜天王統」の第三代王・義本の末裔であるとの説が記されている。また、天孫氏の末裔との説も紹介している。1996年から2003年までに行われた浦添ようどれの発掘調査の際に、尚寧王陵にある4つの石棺の遺骨について母系遺伝子のミトコンドリアDNAを分析した結果、1個体から中国南部から東南アジアに多く見られるハプログループFに分類される遺伝子が得られた。その一方で、英祖王陵の2号石棺から検出された頭蓋骨のひとつからは、中世の日本人の形質が認められた。
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