第三章 地上最強編
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武蔵・又八・小次郎、共に22歳となる1604年暮れから1605年正月の京に舞台は移る。三人はそれぞれに接触し物語は動いていく。 武蔵はかつて挑んだ清十郎・伝七郎兄弟に再び挑み、死闘の末それぞれを破る。その結果、吉岡一門を敵に回すこととなり、敵討ちにきた吉岡一門70名を討った。戦いで右足を酷く負傷した武蔵は、葛藤の末に殺し合いの螺旋から降りることを決断し、小川家からの師範にならないかという誘いを断り流浪人に戻ることとなった。 旅の中で行き着いた村で、武蔵は親を亡くした伊織という少年と出会い、暮らしていくこととなる。嵐やイナゴなどの天災により不作となった村では、武蔵が耕した田は使い物にならず、食料は底をつき、日に日に死人が増えていった。見かねた武蔵は食糧の調達と引き換えに小川家の誘いを受ける事にし、収穫の時期まで食いつなげたのであった。 農業を通して精神的に成長を遂げた武蔵は、伊織を連れて小倉へと向かうこととなった。 単行本21巻 -
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