第一生命多額詐取事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/11 07:10 UTC 版)
第一生命多額詐取事件(だいいちせいめいたがくさくしゅじけん)は、第一生命保険の営業社員が起こした架空金融詐欺事件である。長年、トップセールスを記録していた営業社員が「上席特別参与」や「特別調査役」の肩書を信頼した顧客に対して、「金利30%の特別枠」などの架空の金融取引をもちかけて不正に資金を集め、当該社員が返済を行わなかった。被害者は21名に上り、被害総額は約19億円とみられている[1]。
- ^ a b “第一生命、3年前も89歳元社員を調査 不審な取引情報”. 朝日新聞. 朝日新聞社. (2020年10月25日) 2020年11月29日閲覧。
- ^ “金融庁、第一生命に報告命令 営業職員の19億円詐取”. 日本経済新聞. 日本経済新聞社. (2020年10月12日) 2020年11月11日閲覧。
- ^ “第一生命元社員を書類送検 1.8億円詐取容疑 19億円不正集金”. 日本経済新聞. 毎日新聞社. (2021年5月19日) 2021年5月22日閲覧。
- ^ “第一生命90歳元社員を起訴猶予 地検「年齢や健康状態考慮」”. 朝日新聞. 朝日新聞社. (2021年11月19日) 2021年11月28日閲覧。
- ^ “第一生命元社員19億円詐取問題 言い逃れの音声入手”. 朝日新聞. 朝日新聞社. (2020年11月17日) 2020年12月4日閲覧。
- ^ “第一生命元社員19億円詐取、顧客が全額弁済求め調停申し立て”. 産経新聞. 産業経済新聞社. (2020年12月4日) 2020年12月4日閲覧。
- ^ 元社員による金銭不正取得事案(2020 年10 月2 日公表)に係る対応について 2021年3月31日
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