竹材業参入とルーとの出会い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 10:24 UTC 版)
「ダイコー (釣具)」の記事における「竹材業参入とルーとの出会い」の解説
1951年1月に大丸興業株式会社が、すだれ等の輸出用竹材の加工生産業を営んでいた日本チクレン株式会社を買収し、大丸興業高田工場・貿易部竹材課を発足する。 1954年にアメリカで釣り具の販売を行っているチルダー社のルー・チルドレが来日し、福岡の釣具店を介して高田作業所の所長であった安井英雄と出会う。そこでルーと安井は意気投合し、チルダー社への輸出用竹製釣竿の製作を開始することとなった。チルダーの要求を満たすべく霧島山麓の試験林を購入し、京都大学や九州大学の研究者の協力を得て試作を重ね、1957年にチルダー社向けの釣竿が完成し本格的に輸出を開始した。
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