空軍参謀総長就任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:25 UTC 版)
「マーク・ウェルシュ」の記事における「空軍参謀総長就任」の解説
USAFE司令官在任中の2012年5月、パネッタ国防長官からの推薦を受けて次期空軍参謀総長人事を検討していたオバマ大統領より、同年8月に退役を控えていたノートン・シュワルツ大将の後任の空軍参謀総長に指名された。空軍参謀総長クラスの重要ポストについては、通常の将官の昇任・指名人事に必要な本会議承認だけでなく、本会議承認に先立ち上院軍事委員会による指名公聴会で意見等を述べ審査を受けることが必要になるが、軍事委員会メンバーでもあるテキサス州選出のジョン・コーニン上院議員が、地元テキサス州のラックランド空軍基地で発生したセクシャルハラスメントスキャンダルの調査・対応が不十分であるとして一時承認プロセスを保留するなど、承認手続きは必ずしも順調には進まなかった。しかし2012年7月19日に上院軍事委員会で指名公聴会が開かれ、8月2日に開かれた上院本会議で人事案は正式に承認された。この承認を受けて、2012年8月10日付でシュワルツ大将の後任として正式に第20代空軍参謀総長に就任した。
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