空挺部隊・特殊部隊用ヘルメット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 23:06 UTC 版)
「戦闘用ヘルメット」の記事における「空挺部隊・特殊部隊用ヘルメット」の解説
2000年代以前には空母のデッキクルー用のヘルメットやプロテック社製のスケートヘルメットやサイクリングやスケート用ヘルメットなどの多用途のヘルメットを流用する例が多かったが、現在ではOps-core社などが軍用の耐衝撃ヘルメットを販売している。 重量が重い防護・防弾ヘルメットは、敏捷な動きを制限したり、屋内などでの近接戦闘では邪魔になったりするため特殊部隊では使わないことがある。特に狭い場所に素早く出入りする必要のあるCQBでは、頭をぶつけないことが重要である。そのような場合では防弾能力の無いABS樹脂製などの軽量なヘルメットが使用される場合がある。水上での移動が多い部隊では泳ぐ際に重さは命とりであり、負傷時には溺死の危険もあるため軽量ヘルメットやブーニーハットを使う(代表例では米海軍のNAVY SEALs等)。 パラシュート降下を行う空挺部隊では、降下の際パラコードが引っかかって不開傘事故を起こすことを防ぐため周縁のつばの無いものを使う場合が多く、高高度降下低高度開傘を行う際には航空機乗員用とよく似たフルフェイスヘルメットと酸素マスクを着用する例も見られる。
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空挺部隊・特殊部隊用ヘルメット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 14:03 UTC 版)
「ヘルメット」の記事における「空挺部隊・特殊部隊用ヘルメット」の解説
パラシュート降下を行う空挺部隊では、降下の際パラコードが引っかかって不開傘事故を起こすことを防ぐため周縁のつばの無いものを使う。他に降下時にフルフェイスのヘルメットを着用する例も見られる。いずれにしてもヘルメットは重く、敏捷な動きを制限したり屋内などでの近接戦闘では邪魔になったりするので、野戦に従事しない特殊部隊では正規戦用のヘルメットを使わないことがある。そのような場合ではABS樹脂などの素材を用いた、防弾能力を持たない軽量な耐衝撃ヘルメットが使用されている。また登山用ヘルメットを流用する場合もある。
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