穴石神社 (伊賀市)とは? わかりやすく解説

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穴石神社 (伊賀市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/05 13:51 UTC 版)

穴石神社
所在地 三重県伊賀市石川2291番地
位置 北緯34度50分33秒 東経136度09分18秒 / 北緯34.84250度 東経136.15500度 / 34.84250; 136.15500 (穴石神社 (伊賀市))座標: 北緯34度50分33秒 東経136度09分18秒 / 北緯34.84250度 東経136.15500度 / 34.84250; 136.15500 (穴石神社 (伊賀市))
主祭神 木花佐久夜比売
天津児屋根命
ほか
社格 式内社(小)
村社
創建 不明
本殿の様式 流造
例祭 4月16日
地図
穴石神社
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穴石神社石造宝篋印塔

穴石神社(あないしじんじゃ)は、三重県伊賀市石川にある延喜式内社(小社)。

解説

穴石神社は貞観元年(859年)に地方神でありながら無位から従五位下に昇格され官社に列した。この貞観元年は記紀における神話的系譜を朝廷に初めて適用した年であり、全国267社が昇格した。「穴石」は「穴師(アナシ)」と同義で音写で穴師坐兵主神社に関係があるという。穴石神社の祭神は様々な説が提唱されているが、社記によればコノハナノサクヤビメアメノコヤネノミコトとされる。別の説にアナシの神を風神として「アナシ」の語意は「乾の風」を表すものという解釈もある。

宝物

一対の木造阿吽狛犬(高さ54センチメートル)が現存し、

奉刻彫狛犬 伊賀国阿閇郡石川天津社大明神 御神前本願河合五左衛門尉 藤原末子重種同戌亥(乾)孫七郎 并氏子八十余人右旨趣者福智円満 元和六(庚申)稔十二月吉日 江州惣楽寺大部四(大仏師)作 — 河合重種、乾孫七郎、狛犬の墨書銘より
の墨書銘がある。これは河合郷の住人河合重種と乾孫七郎及び氏子80余名が合同で奉納した江戸初期の秀作である。
石造宝篋印塔とともに、伊賀市指定文化財(彫刻)となっている。

出典

  • 『故さとの歩み阿山町』(1980年)
  • 『伊賀市の文化財』(2015年)

関連項目




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