種間托卵とは? わかりやすく解説

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しゅかん‐たくらん【種間×托卵】

読み方:しゅかんたくらん

異種鳥の巣における托卵。ふつう托卵といえば、この種間托卵を指し同種の鳥の巣における種内托卵に対していう。


種間托卵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 19:41 UTC 版)

托卵」の記事における「種間托卵」の解説

種間托卵でよく知られているのは、カッコウなどカッコウ科鳥類が、オオヨシキリホオジロモズ等の巣に托卵する例である。 カッコウの雛は比較短期間10 - 12日程度)で孵化し、巣の持ち主の雛より早く生まれることが多い。孵化したカッコウの雛は巣の持ち主の卵や雛を巣の外に押し出してしまう。その時点でカッコウの雛は仮親唯一の雛となり、仮親育雛本能依存して餌をもらい、成長して巣立っていく。托卵見破られないようにするため、カッコウ卵の色斑紋などを仮親の卵に似せている(仮親の卵に似た卵を生む性質が代を経て選抜された)。また、托卵する際に仮親の卵を抜き出すが、その行動意義判っていない。 基本的に、卵を託す相手は、同種または近縁種選ばれる。しかし、稀に猛禽類など、場合によっては卵や雛を食べ肉食鳥が、選ばれることもある。

※この「種間托卵」の解説は、「托卵」の解説の一部です。
「種間托卵」を含む「托卵」の記事については、「托卵」の概要を参照ください。

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