秋田オーパに
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 08:20 UTC 版)
築43年が経過し老朽化した建物で営業していた秋田フォーラスは、「要緊急安全確認大規模建築物」に該当し、2017年12月末を期限とする耐震診断結果の公表義務を負っていた。また、耐震補強以外にも漏水や美観さらにはテナント構成の陳腐化による空床の問題のほか、秋田駅前地区の衰退などもあり、建物所用者のすぐる不動産と借主のOPAは、撤退か再生かを迫られた。 そうした状況を受け、両社は当初建て替えを検討したが、それでは既存不適格によって、維持されていた約230%の容積が削減され、秋田の市場ではテナント賃料で事業費の回収が困難であると試算された。この試算結果を踏まえ、両社は耐震補強を含む再生「リファイニング工事」の選択によって建物を再生することを決断した。 2017年2月26日、秋田フォーラスは閉店し、リファイニング工事に入り、内外装や設備を一新。10月28日に「秋田オーパ」としてリニューアルオープンした。 秋田オーパは1階から4階までを吹き抜けにして、エントランスを中心に秋田杉を多用したほか、1階にイベントに使用可能な「まちの交流場」も設けた。テナントは約60店が入る。
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