福岡県、佐賀県、長崎県、大分県の一部、山口県の一部 (1925 - 1940)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/08 23:45 UTC 版)
「第12師管」の記事における「福岡県、佐賀県、長崎県、大分県の一部、山口県の一部 (1925 - 1940)」の解説
1925年の宇垣軍縮で陸軍は4個師団を削減を決めた。これにあわせて大正14年軍令陸第2号(4月6日制定、8日公布、5月1日施行)の陸軍管区表が改定された。この改革では、九州の第6・第12・第18師団・師管のうち第18を廃止した。しかし、第12師団の司令部は元あった小倉から、第18師団司令部があった久留米に移った。第18師管の区域は大部分そのままで、旧第12師管が第6と第12の間で分割された。名目は第12師管が継承したが実質は第18師管の拡張、と言えなくもない。 新しい第12師管の範囲は、福岡県、佐賀県、長崎県の3県全域に加えて、大分県の日田郡と、山口県の下関市と豊浦郡である。宮崎県の一部と大分県の大部分は第6師管に移された。山口県のうち、厚狭郡とそこから市制施行した宇部市は第5師管に移された。中津連隊区は廃止になり、第18師管にあった久留米連隊区と大村連隊区が第12師管の下に入ることになった。 第12師管(1925年5月1日 - 1940年7月31日)小倉連隊区 福岡連隊区 大村連隊区 久留米連隊区
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