神戸孝夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/14 07:27 UTC 版)
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神戸 孝夫(かんべ たかお、1955年12月12日[要出典] - 2025年2月23日[1])は、日本のオペラ歌手(テノール)・作曲家・医学博士。
人物・来歴
静岡県静岡市葵区出身。国立音楽大学声楽科卒業後ドイツ、イタリア、スイスに留学。喉の研究のために久留米大学医学部にて喉の構造と発声法を研究し、1997年に医学博士号を取得した[2]。
2025年、神戸が2月23日に70歳で死去したと佐佐木頼綱が投稿した[1]。
作品
加藤周一作詞「さくら横ちょう」に神戸孝夫が曲をつけた通称「三番目のさくら横ちょう」は菊地美奈、佐藤美枝子など数々の有名オペラ歌手にコンサートで歌われている。
また2016年に神戸孝夫作曲、佐佐木幸綱作詞で熊本城讃歌を制作。さわかみオペラ芸術振興財団による熊本城復興コンサートにて娘の神戸薫子が初公開した。
出版物
- 『さくら横ちょう 神戸孝夫歌曲集』発声科学会メドフィカ、2012年[3]
脚注
- ^ a b 佐佐木頼綱 [@theotsuma] (2025年3月12日). "全盲の声楽家・作曲家であった義父、神戸孝夫が、2月23日、70歳で永眠いたしました。". X(旧Twitter)より2025年3月14日閲覧。
- ^ 声楽発声における2種類の舌形状による音色に関する音響学的及び生理学的研究 - Cinii
- ^ さくら横ちょう 神戸孝夫歌曲集 - 国立国会図書館サーチ
- 神戸孝夫のページへのリンク