神戸薫子とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 神戸薫子の意味・解説 

神戸薫子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/25 02:01 UTC 版)

神戸 薫子(かんべ かおるこ、1987年昭和62年〉4月16日 - )は、日本オペラ歌手(ソプラノ)。父は作曲家声楽家神戸孝夫。夫は歌人佐佐木頼綱

人物・来歴

東京都目黒区出身。桐朋学園大学声楽科卒業後、二期会研修所マスタークラス修了。2015年さわかみオペラ芸術振興財団の助成を得てイタリア・トリエステ歌劇場へ留学、オペラ「ノルマ」のクロティルデ役でイタリアオペラデビューを果たす。その後、同歌劇場のコンサートにも出演し歌劇場オーケストラとも多数共演。リカータ王立歌劇場にてオペラ「リゴレット」の伯爵夫人役にて出演。 他ロンドンでもオーケストラと共演。 情緒豊かな歌声が好評を博し2016年、再度トリエステ歌劇場に召還されオペラ「リゴレット」伯爵夫人役で出演。 唱歌や日本歌曲を広める活動もしており、熊本城二の丸広場で行われた復興応援チャリティーコンサートにて「熊本城讃歌」を披露。「熊本城賛歌」の作詞は義父の佐佐木幸綱、作曲者は父の神戸孝夫。2017年、第67回東京国際芸術協会優秀新人賞を受賞。「トスカ」のタイトルロール、「マクベス」マクベス夫人役などオペラにも多数出演。

障がい×アートをテーマにした活動を行うNPO法人メドフィカを立ち上げユニバーサルな社会作りを考えるコンサートなども企画。成田市の共生社会をテーマに作られた「PARA Beats!」の作詞にも携わり、オープニングセレモニーにて歌唱。

目を負傷した兵が作った短歌集「戦盲歌(佐佐木信綱編纂)」に越谷達之助が作曲した「戦盲歌曲集」の演奏活動も行っておりその活動はNHKにも取り上げられる。

NPO法人メドフィカ代表。東京音楽教室オペラっちゃお主宰。

公演歴

  • 2016年10月 熊本城二の丸広場にて 熊本城復興応援チャリティーコンサート
  • 2017年8月 アルテリーベ東京にて 夏の寄り道コンサート
  • 2018年7月 アルテリーベ東京にて 夏の寄り道コンサートvol.2
  • 2018年10月 日暮里サニーホールにて ソロコンサート 日本歌曲とオペラの夕べ
  • 2019年3月 早稲田スコットホールにて ソロコンサート 日本歌曲とオペラのコンサートVol.2 北原白秋山田耕筰の世界
  • 2019/5/25 日暮里サニーホールにて リリカイタリアーナオペラ トスカ(トスカ役)

外部サイト




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  神戸薫子のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「神戸薫子」の関連用語

神戸薫子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



神戸薫子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの神戸薫子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS