神宮宮域林とは? わかりやすく解説

神宮宮域林

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:18 UTC 版)

伊勢神宮」の記事における「神宮宮域林」の解説

神宮所有している森林を「神宮宮域林」と言い、「伊勢神宮」とも呼ばれる面積は約5450ヘクタール広大で、伊勢市全体森林約半分占める。聖域として、大滝祭(7月)以外は立入禁止区域となっている。宮域三重県伊勢市南部位置し五十鈴川水源である神路山島路山高倉山の3山からなる。第一回遷宮以来御杣山として遷宮用いられるヒノキ御用材産出していたが、鎌倉時代中期以降樹木不足が原因御杣山は宮域離れた。現在では木曽国有林から産出される材で御用材賄っている。宮域では、再び御用材自給することを目標大正12年に「神宮森林経営計画」を策定し、それに従って造林育成なされている。生態的機能水源涵養主眼とした針広混交林施業行っている。毎年2万本のヒノキ植樹している。

※この「神宮宮域林」の解説は、「伊勢神宮」の解説の一部です。
「神宮宮域林」を含む「伊勢神宮」の記事については、「伊勢神宮」の概要を参照ください。

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