社長人事を巡る混乱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 09:14 UTC 版)
2013年12月9日 、前十六銀行頭取で、岐阜商工会議所会頭である堀江博海が同社と岐阜放送社長に就任するも、同月12日に「一身上の都合」から就任わずか4日で辞任するという椿事が出来した。両社とも詳しい理由は明らかにしてはいないが、金融機関のトップ歴任者がマスメディアの社長に就任することについて、県経済界や、読者から疑念の声が多数寄せられていたことや、社内からの反発も強かったと報じられている。また、堀江が在任する会頭職の進退問題への波及も必至の情勢と報じられている。 なお、社長には12月13日付で碓井洋が復帰し、一連の混乱の責任を取り事実上のオーナーである杉山幹夫は、代表取締役を退任。取締役に退いた。 その後、堀江は各方面からの批判を浴びて会頭職を辞任した。杉山も2014年5月19日付で取締役のまま名誉会長に就任。同日付で杉山の長女で取締役社主の杉山涼子が取締役社主兼会長に就任した。さらに同年12月、杉山は取締役も退任したが、兄弟会社である岐阜放送(愛称・ぎふチャン)は代表取締役会長のままとなっている。
※この「社長人事を巡る混乱」の解説は、「岐阜新聞」の解説の一部です。
「社長人事を巡る混乱」を含む「岐阜新聞」の記事については、「岐阜新聞」の概要を参照ください。
- 社長人事を巡る混乱のページへのリンク