示談成立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 00:22 UTC 版)
その後奉行のとりなしで交渉を重ね、ようやく天保3年1月28日示談が成立し通船を承認、次のような内容の規定書を取替わした。 一.宿継ぎ荷物は全部、たとい新規の物でも商人の買った物は船積みしない。一.往来の旅人は勿論、武士の荷物、御用荷物、また懇意な者でも決して乗船しない。一.通船品は米穀類、酒、麦、長木材、長竹、石、土瓦等宿方の支障にならない物に限る。一.宿方では通船川筋へ見改所を設けて船荷を改め、もし取り極め以外の荷物を船積みしていたならば、船荷品共に双方立合のもとに焼き捨て、通船を皆止める。
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