犀川通船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 00:22 UTC 版)
犀川通船(さいがわつうせん[1])は、信濃川水系犀川を利用した水運(河川舟運)事業で、江戸時代後期の天保3年(1832年)、信濃国筑摩郡白板村の庄屋・折井儀右衛門が江戸幕府の許可を得て開設した。かつて松本と上水内郡信州新町を結ぶ約60キロを7時間かけて下り、信州新町からは長野盆地や上田方面へ馬によって荷が運搬された。明治35年(1903年)に篠ノ井線が開通したことで衰微し、犀川沿いの陸路が完成したことで廃止された。
- ^ 「平成23年度 安曇野検定 ジュニア用検定テキスト(年表)」より(2012年7月7日閲覧)。
- 1 犀川通船とは
- 2 犀川通船の概要
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