紋船とは?

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あや‐ぶね【紋船・綾船】

〔名〕

模様のある船。〔言塵集1406)〕

室町時代から琉球国薩摩国島津氏の世主嗣立に際し、祝儀言上のために一代一度正規として派遣した使節船。船が美しく装飾してあるところからいう。薩摩では俗に龍舟と呼んだ。文明一三年(一四八一)より慶長一六年(一六一一)まで一三回の来船があった。〔薩州旧伝記(江戸中)〕


紋船

読み方:アヤブネ(ayabune)

琉球国王薩摩島津氏家督相続その他の慶事を祝って派遣した官船

別名 綾船文船、あや船


紋船(あやぶね)

琉球王薩摩(さつま)藩へ差し向け修好使船薩摩焼酎伝え役割も果たしたもの推定されている。舳(へさき)に青雀黄龍を描いた非武装船で、文明一三1481)年八月に来航したと『島津国史』にあるのが記録初見であるが、それ以前から派遣されていたようである。島津藩主の一代一度遺わされる儀礼船であった。『中山王譜』の付巻によると、琉球王尚清のとき二回、尚永(1573~89年)のとき三回、尚寧(1589~1621年)のとき四回出ていることになっているが、島津側は尚清以後とだえたと主張している。永禄九(1566)年、島津貴久が没し、義久が家督継ぎ元亀元(1570)年、これを琉球伝えたが応答なく、さらに天正元(1573)年、再度使者を遺わしたが、尚永王三司官使者に対し侮辱加えたという。これが「紋船欠礼事件」で、島津氏琉球進攻口実一つとなった。慶長一四(1609)年の島津琉球入り衣降、慶摩への進貢船楷船かいせん)と呼ばれるようになった



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