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碑文谷創

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/19 05:48 UTC 版)

碑文谷 創
生誕 (1946-01-19) 1946年1月19日(77歳)[1]
岩手県
職業葬送ジャーナリスト

碑文谷 創(ひもんや はじめ、1946年1月19日 - )は、岩手県一関市生まれ・宮城県仙台市出身のジャーナリスト葬送の文化についての報道・評論・講演活動を行う。「葬送ジャーナリスト」「葬送評論家」と言われる。

略歴

全共闘闘士として

東京神学大学卒業、同大学大学院修士課程中退。日本基督教団の教団闘争において、東京神学大学全学共闘会議を率い、東神大闘争を先導したリーダーである。1971年1月25日に、「闘いに終わりはないし、我々は終わることを許しはしない。」と、東神大教授会、キリスト教会、国家権力、闘いの中途にくじけた仲間と、自らへの告発の書である、東京神学大学全学共闘会議・解散宣言を発表した[2]。大学院時代に「碑文谷創」と名乗り文章を書く[3]

2012年8月に1969年6月から1972年6月まで20代で発表した論稿すべてを収録した『キリスト教界と東神大闘争 碑文谷創全発言録』(論創社)を著す。前出の「解散宣言」も収録している[4]

葬送ジャーナリストとして

28歳で断筆し、出版社に勤務。1990年表現文化社を設立、死と葬送をテーマに「碑文谷創」の名で文章を書くことを再開。同社清算の2016年10月まで隔月刊雑誌「SOGI」編集長。

執筆した『葬儀概論』(現在、四訂版)は葬祭ディレクター技能審査のテキストとなっている[5]

著書

  • 『「お葬式」の学び方』(講談社、1994年)
  • 『葬儀概論』(表現文化社、初版、1996年)
    • 改訂版、2003年
    • 増補3訂版、2011年
    • 4訂版3刷、葬祭ディレクター技能審査協会、2020年
  • 『死に方を忘れた日本人』(大東出版社、2003年)
  • 『社葬 - 準備と対策のすべて』(出版文化社、2004年)
  • 『新・お葬式の作法 - 遺族になるということ』(平凡社新書、2006年)
  • 『お葬式の後にすること - これだけは知っておきたいこと』(表現文化社、2006年)
  • 『お葬式って何? - もしもの時にあわてないために』(表現文化社、2006年)
  • 『「お葬式」はなぜするの?』(講談社+α文庫、2009年)
  • 『Q&Aでわかる葬儀・お墓で困らない本』(大法輪閣、2009年)
  • 『キリスト教界と東神大闘争 碑文谷創全発言録』(論創社、2012年)

共著

編書

  • 『愛しき人を偲ぶ - 私のお葬式体験』(講談社、1995年)

監修

  • 『生前から考え、準備しておく自分らしい葬儀』(小学館、1998年)
  • 『いざというときにすぐ役立つ葬儀と法要の手帳』(小学館、2001年)
    • 『いざというときにすぐ役立つ葬儀と法要の手帳』(視覚障害者支援総合センター、2006年)
  • 『お葬式 - 臨終から納骨、法要まで』(小学館、2005年)

論文

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.290
  2. ^ 『東神大紛争記録』東神大教授会
  3. ^ 『パウロをどうとらえるか』共著、新教出版社
  4. ^ 『キリスト教界と東神大闘争』論創社
  5. ^ 「『葬儀概論』四訂3刷完成の報告」

外部リンク




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