破綻後の取り扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/25 10:13 UTC 版)
預金保険機構からのペイオフコスト5146億円を越える1兆44億円の資金贈与を受けることにより預金は全額保護され、定期預金の満期前解約が不可となった以外、すべて払い戻しに応じた。しかしながら預金同様に販売されていた抵当証券は保護されなかったため、元本割れが生じた。払い戻しの際は日銀特融が1億円紛失する事件が発生している。 その後店舗が順次統合され、最終的に本店一店舗になった後、1997年2月24日に整理回収銀行大阪支店に移管された。さらに整理回収銀行大阪支店の業務は東京の本店に移管されて、預金の払い戻しを受け付けている。 破綻直後取り付け騒ぎが起き、支店の来店客のほぼすべての客が預金を全額おろす客となったため、支店から出てきた客を尾行して人気がなくなったところで強盗するという事件が頻発した。
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