矢木沢発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 09:25 UTC 版)
矢木沢発電所(やぎさわはつでんしょ)は、東京電力が運用している水力発電所。東京電力が初めて設置した揚水発電所であり、使用開始は1965年。矢木沢ダム湖を上池に、下流の須田貝ダム湖を下池に利用した揚水発電を行っている。認可出力は 240,000kW、最大使用水量は毎秒300t、有効落差は93.5m。首都圏への電力供給に貢献している。 水車発電機は3台で、いずれも発電電動機とポンプ水車とで構成される可逆式揚水機である。うち2号機は1990年の改修工事により、可変速揚水発電を世界に先駆けて導入。ここで培われた可変速揚水発電のノウハウは、のちに建設される大容量揚水発電所で活かされている。
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