真空吸入具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 00:50 UTC 版)
乳房用 もともとは妊婦用の搾乳器。女性の乳首を吸い上げることで乳首を際立たせる効果がある。近年では動力つきの大型なものが登場し、海外のアダルトビデオなどに見られる。コンプレッサーを用い、透明のアクリル製シリンダーを乳房に装着して使用するが、これはどちらかというと性感云々というよりも、一種の性倒錯プレイ用品といえよう。 陰核部用 俗にクリキャップと呼ばれる1990年代に登場した、ゴムなどで出来た小さなサック状の器具は、勃起した陰核に装着して使用する。一般に陰核は最大限に勃起しても外陰唇より出るか出ないかといった大きさで、また絶頂に達する前に萎えてしまうため、これを持続的に刺激するために考案された。キャップを指で潰して装着、キャップ内を陰圧とする事で、陰核に吸い付かせる形で装着する。もとは実験用のスポイトのゴム球部で代用されていた。 キャップ内を陰圧とする事で、陰核の勃起を強制的に持続させると共に、キャップ頭部が常に陰唇の外部に飛び出した格好となるため、これに触れる形で陰核を刺激する。 2000年代に入るとウーマナイザーと呼ばれる空気を使って陰核を吸い上げる器具が登場した。
※この「真空吸入具」の解説は、「性具」の解説の一部です。
「真空吸入具」を含む「性具」の記事については、「性具」の概要を参照ください。
- 真空吸入具のページへのリンク