県民の歌 (秋田県)とは? わかりやすく解説

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県民の歌 (秋田県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/08 08:09 UTC 版)

県民の歌(新)

県民歌の対象
秋田県

作詞 大久保笑子
県民の歌選定委員会(補作)
作曲 菅原良昭
採用時期 1959年
言語 日本語
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県民の歌」(けんみんのうた)は日本都道府県の一つ、秋田県が2曲制定している県民歌の1曲である。1959年昭和34年)制定。作詞・大久保笑子、作曲・菅原良昭、補作・県民の歌選定委員会。

解説

「秋田県選定 県民の歌」
(A面)林伊佐緒井口小夜子 /
(B面)キング合唱団
シングル
B面 県民の歌(合唱)
リリース
規格 SPレコード
シングル盤(再発)
ジャンル 都道府県民歌
レーベル キングレコード(SP‥N-375、
シングル‥NC-211)
作詞・作曲 作詞:大久保笑子
補作:県民の歌選定委員会
作曲:菅原良昭
編曲:佐藤長助
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1958年(昭和33年)の八郎潟干拓事業着工、翌年の県庁舎完成、1961年(昭和36年)の秋田まごころ国体開催と大型事業が相次ぐことを記念して県旗・県章と共に新しい県民歌の歌詞と曲を公募した。応募された歌詞219編と曲232編から採用された案を選定委員会で補作し、12月7日に発表・制定された[1]

ゆったりとしたテンポで滔滔と歌い上げる1930年(昭和5年)制定の「秋田県民歌」とは対比的に、行進曲調で軽快な歌である。歌詞についても、県民歌と同様に自然豊かな秋田の風景を歌っているものの、文語体の「県民歌」とは対照的に口語が多用されている。国体が開催された1961年には、キングレコードA面林伊佐緒井口小夜子のデュエット、B面にキング合唱団の歌唱をそれぞれ吹き込んだSP盤規格品番:N-375)を製造した。1967年には同内容のシングル盤(NC-211)が再発されている。

秋田県庁舎においては、毎日の始業時に「県民の歌」、終業時に「秋田県民歌」を流し、電話の保留メロディとしても使用されている[2]。さらに、CDカセットテープで学校や公民館などに配布されている他、楽曲「大いなる秋田」の第4楽章に挿入される形で秋田県に関する様々な行事・催し物の際に歌われ、県民に広く親しまれている[2]

歌詞は3番まであるが、現在は2番を省略して1番と3番を歌うのが一般的である。

脚注

  1. ^ 中山裕一郎(監修) 編『全国 都道府県の歌・市の歌東京堂出版、2012年12月10日。ISBN 978-4490208030http://www.tokyodoshuppan.com/book/b105576.html 
  2. ^ a b 県民の声 -美の国あきたネット”. 秋田県 (2011年2月4日). 2013年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月5日閲覧。

関連項目

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