相引森右エ門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/07 15:04 UTC 版)
相引 森右エ門(あいびき もりえもん)は、江戸時代の大相撲の第70代大関。番付上は「江戸」頭書。
天明7年(1787年)春場所(5月)、西大関として相撲界に入ったが、その場所は諸国不作で町民が困窮したため中止となり、しかもその1場所限りで引退してしまった。当該場所が中止になったため、通算成績に休場(星取表の「や」の印)すらない。
四股名は宝暦以前の強豪の四股名をそのまま名乗ったもので、九紋龍清吉が欠場するための穴埋め役であったと思われる[1]。
主な成績
- 通算成績:0勝0敗
春場所 | 冬場所 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
1787年 | 西大関 引退 –– 興行中止 |
x | ||||
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
脚注
- ^ 「相撲」編集部編 編『大相撲人物大事典』ベースボールマガジン社、2001年。
関連項目
外部リンク
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