目盛り無し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 04:46 UTC 版)
「誤解を与える統計グラフ」の記事における「目盛り無し」の解説
グラフの目盛りは差を誇張もしくは最小限にするためによく用いられる。 目盛のない、誤解を与える棒グラフ小さい差大きい差 y軸の開始値が書かれていないため、グラフが途中で切られているかが不明である。さらに目盛りがないことで、グラフバーが適切にスケーリングされているのかどうか判断することができなくなっている。目盛りがなければ、バーどうしの視覚的な違いを簡単に操作することができる。 目盛のない、誤解を与える折れ線グラフ不安定一定で速い成長ゆったりとした成長 3つのグラフは全て同じデータを共有するので、(x, y) のデータの実際の傾きは同じであるが、データのプロットの方法によりグラフの折れ線の角度の見た目を変えることができる。これは各プロットが縦軸にことなる目盛りを持つからである。目盛りが書かれていないと、グラフは誤解を与える恐れがある。
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