盗掘事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 23:46 UTC 版)
「大塚山古墳 (河合町)」の記事における「盗掘事件」の解説
2020年(令和2年)4月27日、墳丘上の一部が何者かによって掘り返され、円筒埴輪2本分が持ち去られているのが発見された。内1本は5月1日までの間に墳丘上に破片の状態で戻された。また5月28日までの間に、もう1本が接着剤で接合して組み立てられた状態で墳丘上に戻されていた。国や自治体の指定を受けた史跡に対するこのような行為(盗掘や採集、原位置からの移動)は、保護のためにその姿や形・状態を変えてはいけないと定められている文化財を毀損するもの(許可を得ない現状の変更=破壊)であり、文化財保護法(第125条・196条・197条の1)違反事件として捜査が行われていた。 同年6月12日、町教育委員会はタケノコ掘りをしていた地元の子供とその保護者たちによる仕業だったと発表した。
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