百済の建国神話との類型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 06:53 UTC 版)
のちに百済となる地域には沸流と温祚という2人の王子がいたが、元は夫余の王子であり、南の方に国を作れる場所を探しに来る。兄は今のソウルに近い地の海岸に都を築くが、水が塩水ということで、不健康地で失敗する。対して弟はソウル近くの内陸に都を築き、繁栄した。弟を視察に来た兄は、自分には先見の明がなかったとガッカリして死んでしまう。その後、弟王が百済を築くことになる(百済#建国神話も参照)。 兄王は海の原理を表し、弟王は陸の原理を表しており、兄弟王が建国のために旅をし、兄が失敗し、弟が成功し、王朝を築く。
※この「百済の建国神話との類型」の解説は、「建国神話」の解説の一部です。
「百済の建国神話との類型」を含む「建国神話」の記事については、「建国神話」の概要を参照ください。
- 百済の建国神話との類型のページへのリンク