発行市場と流通市場とは? わかりやすく解説

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発行市場と流通市場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 21:13 UTC 版)

証券市場」の記事における「発行市場と流通市場」の解説

英語では発行市場一次市場(primary market)、流通市場二次市場(secondary market)という。これは新しく証券登場する最初の場所が発行市場で、一度発行市場通過した証券転々と売買される場所が流通市場である、という意味である。 証券社会的な機能としては、資金の調達機能小口資金集めて大口の資金つくりだす資産変換機能資産性格変換する機能)が知られている。それが果たされているのは発行市場においてである。他方発行市場機能する上では、つまり証券発行成立する上では、流通市場存在して証券流動性売買可能性)が確保されていることには大きな味がある流通市場存在する証券の方が投資家にとっては流動性確保が容易であり安心できるからである。 経営者立場から見た場合資金調達手段としてのは、二次市場流通市場)でどんな価格売れようが、もうすでに資金調達した後なので、本来的には関係が無かった。しかし、1970年ごろ時価発行制度の導入によって、次期新株発行流通市場における時価影響を受けるために、資金調達という意味でも流通市場意義をもつようになった

※この「発行市場と流通市場」の解説は、「証券市場」の解説の一部です。
「発行市場と流通市場」を含む「証券市場」の記事については、「証券市場」の概要を参照ください。

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