病態と発生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 01:30 UTC 版)
角膜上の涙液は、油層、水層、粘液(ムチン)層で構成され、いずれかの要素が欠乏しても安定性が崩れドライアイとなる。 主にテレビ、コンピュータの画面を見る行為等による目の酷使、冷暖房による空気の乾燥化、コンタクトレンズの装着により発生が増加するといわれる。 コンピュータ作業(VDT作業)によるドライアイは、画面を凝視し瞬きの回数が減少することによると考えられている。また、コンタクト装着によるドライアイのうち、ソフトコンタクトレンズでは表面から涙液の蒸発量が増すため症状を引き起こす。 現代人は目を酷使することが多く、一般的なオフィスでは約30%がドライアイと言われる。コンタクトレンズを装着していると、その率は約40%とさらに上がる。
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