略筮法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:06 UTC 版)
さらに簡略化した3変の略筮法もある。これは中筮法の第1変の結果をそのまま内卦(初爻から第3爻)とし、同様に第2変で外卦(第4爻から第6爻)を求めて本卦を得た後、第3変は6本ずつ数えて人策を加えた残余の1〜6本によって変爻の位置(1→初爻〜6→第6爻)を決定するという方法である。
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略筮法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 12:57 UTC 版)
三変の筮法。江戸時代の新井白蛾『易学小筌』によって広まった方法。中筮法同様に8本ずつ数えていき、2回の手続きで内卦(成卦の下半分)、外卦(同じく上半分)をいちどきに求める。最後に、天策を6本ずつ数え取り(6本払い)、爻位(どの爻が変転するか)を求める。 1本=初爻、2本=二爻、3本=三爻、4本=四爻、5本=五爻、6本=上爻。 この筮法は簡便だが、変爻の扱いについては本筮法や中筮法とは大幅に異なるという問題がある。すなわち、本筮法や中筮法では、複数(ときには全部)の卦が変転する場合もあるし、全く変爻がない、という場合もあるのに、略筮法ではどれか一つの爻が必ず変転するのである。
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