男性優位傾向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/10 05:57 UTC 版)
英語のManが一般的な『人』『人間』を意味する場合があるように日本手話においても『男』の手話が『人』『(ある行為の)対象』として用いられる場合がある。以下がその例。 画像:「通う」「助ける」 通う-人がいったり来たりする様子。話中の人物が女性でもこの形が用いられる。 助ける-対象を示す「男」の手話を後ろから押してやる表現。対象となる人物が女性でもこの形が用いられる。まれに女性の形が使われる場合がある。 「通う」は女性や人のCLで表現する場合もあるが、一般的には男性単数の形で表現する。聴者の手話通訳者などがこれに違和感を覚え、女性の手形で表現することがあるが,当のろうコミュニティでは『妹は女子校に通う』という時でも男性単数の形が違和感なく用いられる。 画像:「女子校に通う」 女子 学校-「本」の手話を上下に動かす。 通う(男性)-話中の人物が女性でも男性単数の形が用いられる。 画像:「男子校に通う」 男子 学校-「本」の手話を上下に動かす。 通う(男性)
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