甲森谷のカツラ巨木群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 04:49 UTC 版)
甲森谷にはカツラ・トチノキ・サワグルミなどの巨木が多く、古くから一部の人達に知られていたが、関西周辺の登山地図やガイドブックを多数執筆する草川啓三 が2016年に登山専門誌『岳人』で紹介したことにより、広く知られるようになった。 カツラの巨木は1本を除き甲森谷の上流部500mに密集しており、2020年には幹周り5~12m超のカツラ15本が「甲森谷のカツラ巨木群」として環境省の「巨樹・巨木林データベース」に登録された。最大のカツラは幹周り12.6m(主幹の幹周り4.7m)で、これより太いカツラは全国に多数あるが、これほど多くのカツラの巨木が林立する例は山形県最上郡金山町の「神室瀬のカツラ巨木群」と北海道札幌市中央区の神社山の他に見当たらない。 カツラの巨木 甲森谷最大のカツラ 甲森谷最大のカツラ 炭焼窯跡が数多く残る カツラが林立する谷 主幹が倒壊したカツラ
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