甲子園の土を最初に持ち帰った球児とは? わかりやすく解説

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甲子園の土を最初に持ち帰った球児

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 06:43 UTC 版)

福嶋一雄」の記事における「甲子園の土を最初に持ち帰った球児」の解説

3連覇挑んだ1949年夏の甲子園大会準々決勝岡山県立倉敷工業高等学校敗れて退場する際、福嶋スコアボードホームベース直線結んだ延長線上、バックネットの前2メートルほどのところに佇み、深い悲しみたたえた眼差しスコアボード仰ぎ見無意識に足元の土を摘んでズボン後ろポケット入れ、重い足取り甲子園球場後にする。帰倉した翌日、この福嶋退場シーン感動した大会副審長の長浜俊三から「この甲子園学んだものは、学校教育では学べないものだ。君のポケット入ったその土には、それがすべて詰まっている。それを糧に、これからの人生正しく大事に生きてほしい」という速達が届く。ポケットの中の土のことなどいっさい覚えていない福嶋慌ててバッグ中に入れたままにしている汗まみれユニフォーム取り出し新聞紙広げズボン後ろポケットひっくり返すと、ほんの一さじほどの甲子園の土出てきた。福嶋は母と相談し玄関置いてあるゴムの木植木鉢入れる。この甲子園の土その後福嶋心の糧となり、福嶋支えた。 土を持ち帰った球児は実は過去にも存在していたのだがこのエピソード有名になり、福嶋は「甲子園の土を最初に持ち帰った球児」と言われるようになっている。 しかし福嶋敗れた球児甲子園の土持ち帰るという行為肯定的に考えてはおらず、「おみやげではないのだから、それより甲子園目指し努力大切にして欲しい」と語っている。

※この「甲子園の土を最初に持ち帰った球児」の解説は、「福嶋一雄」の解説の一部です。
「甲子園の土を最初に持ち帰った球児」を含む「福嶋一雄」の記事については、「福嶋一雄」の概要を参照ください。

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