産業技術総合研究所版の独自機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 06:08 UTC 版)
「KNOPPIX」の記事における「産業技術総合研究所版の独自機能」の解説
日本語版ではInstall2WinというWindowsパソコンにKNOPPIXをインストールしてマルチブート環境を構築することによってハードディスクからKNOPPIXが起動できるようにする機能が搭載されている。ただしこの機能は、上述のインストール機能よりインストールされるOSの操作は、LiveCDのOSに近い。だが、上述の機能ではKNOPPIXではなく、Debianがインストールされる。 また、日本語版では教育ソフトを収録した、KNOPPIX EduやKNOPPIX/Mathが開発されている(注:2020年の時点でKNOPPIX/MATHの開発は終了してMathLibreへと移行している)。 バージョン6からLCAT(Live CD Acceleration Tool kit)と呼ばれる機能が追加された。これは、Live CDから起動する際に読み込まれるデータの配置を最適化することによりCDのピックアップの移動を抑えて起動時間を短縮する機能であるが、機能単体のプロジェクトも存在する。産業技術総合研究所による日本語版の開発、並びに頒布は既に終了しており、7.0.2が最終版となっている。プロジェクトの閉鎖に伴い2015年4月に公式サイトは閉鎖された。
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