生成方法と性状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 05:28 UTC 版)
アルカリイオン整水器は、一般的に陰極及び陽極が隔膜で仕切られた構造の電解槽を有している。電解槽へ通水し電気分解をすると、陰極では還元反応が進行して水酸化物イオンと水素が発生して、アルカリ性のアルカリイオン水が生成されるとともに、陽イオンが多くなる。一方、陽極では水素イオンと酸素が発生して、酸性の酸性イオン水が生成されるとともに、陰イオンが多くなる。 pH酸化還元電位陽イオン陰イオン溶存気体アルカリイオン水9〜10 低い 増加 減少 水素 酸性イオン水4.5〜6.5 高い 減少 増加 酸素 アルカリイオン水の飲用範囲は薬機等法でpH9〜10と規定されている。pH10を超えるアルカリ性の電解水は、飲用には不適とされている。 電気分解の電流値を制御することでpHや溶存水素濃度を変化させることができる。
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