環境マップの形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/04 09:21 UTC 版)
環境マップは全周囲の風景を2次元の画像に収める為、特殊な3次元ベクトル/2次元テクセルの対応を持つ。主な環境マップの形式には、次のようなものがある。 キューブマップ(英: cube map) 対象のオブジェクトの6方向(x+,x-,y+,y-,z+,z-)のイメージやライティング効果をテクスチャとしてオブジェクトに適用する方法である。オブジェクトより大きい立方体を配置し、6つの内壁に映ったオブジェクトの周囲の空間をテクスチャとして利用する。 球状マップ(英: sphere map、スフィアマップ) オブジェクトの周囲の空間やライティング効果を表現した特殊テクスチャである。全周囲を1枚の2次元画像に表したものであり、理論的には視野角360度の魚眼レンズで風景を撮影したのと同じであり、実写撮影にはしばしば球面鏡が用いられる。
※この「環境マップの形式」の解説は、「環境マッピング」の解説の一部です。
「環境マップの形式」を含む「環境マッピング」の記事については、「環境マッピング」の概要を参照ください。
- 環境マップの形式のページへのリンク