理論成績係数
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「第二種吸収ヒートポンプサイクル」の記事における「理論成績係数」の解説
熱交換器などの損失がない場合を考えると。 QE + QG = QA + QC (COP)H = QA / ( QG + QE ) = QA / ( QA - QC ) < 1 (COP)H : ヒートポンプサイクルの理論成績係数 Q : 熱量 h : 吸収液のエンタルピー h' : 吸収液と平衡する冷媒蒸気のエンタルピー
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理論成績係数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 06:30 UTC 版)
成績係数COPは吸熱量を見る冷凍機サイクルとしての(COP)R と、放熱量を見るヒートポンプサイクルとしての(COP)H に分けられる。 ( C O P ) R = Q C W = T C T H − T C {\displaystyle \mathrm {(COP)_{R}} ={\frac {Q_{\mathrm {C} }}{W}}={\frac {T_{\mathrm {C} }}{T_{\mathrm {H} }-T_{\mathrm {C} }}}} ( C O P ) H = − Q H W = T H T H − T C = ( C O P ) R + 1 > 1 {\displaystyle \mathrm {(COP)_{H}} =-{\frac {Q_{\mathrm {H} }}{W}}={\frac {T_{\mathrm {H} }}{T_{\mathrm {H} }-T_{\mathrm {C} }}}=\mathrm {(COP)_{\mathrm {R} }} +1>1} ここで (COP)R : 冷凍サイクルの理論成績係数 (COP)H : ヒートポンプサイクルの理論成績係数 である。また、熱量QH 、QC および外部から供給された有効仕事W は、各状態の絶対温度T 、エントロピーS を用いて次のように表される: Q H = T H ( S 2 − S 3 ) < 0 {\displaystyle Q_{\mathrm {H} }=T_{\mathrm {H} }(S_{2}-S_{3})<0} Q C = T C ( S 4 − S 1 ) = T C ( S 3 − S 2 ) {\displaystyle Q_{\mathrm {C} }=T_{\mathrm {C} }(S_{4}-S_{1})=T_{\mathrm {C} }(S_{3}-S_{2})} W = − ( Q H + Q C ) = ( T H − T C ) ( S 3 − S 2 ) {\displaystyle W=-(Q_{\mathrm {H} }+Q_{\mathrm {C} })=(T_{\mathrm {H} }-T_{\mathrm {C} })(S_{3}-S_{2})}
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