王様ゲーム 滅亡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 14:31 UTC 版)
「王様ゲーム (小説)」の記事における「王様ゲーム 滅亡」の解説
2010年6月8日。引きこもり生活を送っていた広島県在住の工藤智久は、日本全国の高校生を対象とした「王様ゲーム」を口実に渡辺修一と今村友香によって外に連れ出され、2人と共に岡山県に向かう。しかし、命令に従わなかった高校生が変死したことによって、智久たちは命がけのゲームに巻き込まれたことを知る。命令2で多くのクラスメイトを失った智久は、王様ゲームを終わらせるべく、母親からの情報で黒磨町の寄進会病院に向かう。そこで出会った宮澤から王様の正体がウイルスであることと、宮澤が遺体を回収した金沢伸明の生体組織を体内に宿すことで、宿主が死ぬ代わりにウイルスの抗体が完成することを教えられ、智久は自分が抗体を作ることを決意。身体の変異や記憶の混濁を起こしながらも、智久は命令6が終わる直前に抗体を作り終え、王様ゲームを終わらせる。その後、変わり果てた姿となった智久は、のちに「チャイルド」と呼ばれることになる新しい生物として生まれ変わる。
※この「王様ゲーム 滅亡」の解説は、「王様ゲーム (小説)」の解説の一部です。
「王様ゲーム 滅亡」を含む「王様ゲーム (小説)」の記事については、「王様ゲーム (小説)」の概要を参照ください。
- 王様ゲーム 滅亡のページへのリンク