玉鬘十帖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:40 UTC 版)
「源氏物語各帖のあらすじ」の記事における「玉鬘十帖」の解説
玉鬘十帖(「玉鬘」より「真木柱」まで。源氏35-36歳) 夕顔と頭中将の子・玉鬘は、運命のめぐり逢わせによって源氏に引きとられ六条院に住まうことになる。彼女は源氏、源氏の弟・蛍兵部卿宮、柏木(異母兄にあたる)などから求婚されるが、結局はもっとも無粋な髭黒大将が強引に彼女と結婚してしまう。玉鬘十帖は彼女をめぐる物語を中心に、「初音」から「行幸」で六条院の一年を優雅な筆致で描く短い帖によって構成されており、話の運びよりも風情が主体となっている。
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