猿之助訪中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 06:41 UTC 版)
1955年、国慶節に中国で歌舞伎公演を行うべく2代目市川猿之助一座が大阪歌舞伎座社長松尾國三を帯同して訪中。11月7日、2代目猿之助は3代目翫右衛門を連れ立って帰国した。前進座の贔屓であった久原房之助、北村徳太郎、馬島僴などの尽力によって赤平事件の当時の逮捕状は取り消されており、鈴木茂三郎と井谷正吉が身元引受人となった。3代目翫右衛門は建造物侵入と出入国管理令違反で裁判にかけられたが、「懲役6ヶ月、執行猶予2年」の執行猶予付き判決を得た。
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