狩猟業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 15:19 UTC 版)
唐への朝貢記録には鷹や鶻が進貢されており、特に海東青は鷹狩りの珍品とされ、貴重な貢者として唐へ献上されていた。他にも太白山(現在の長白山)の兎や扶余の鹿などは特産品として『新唐書』に記録されている。 日本との関係で重要な地位をしめたものが貂である。地理的に農耕は難しく、渤海王から天皇に対しては、トラ・ヒグマ・ヒョウの毛皮や人参(朝鮮人参)・蜜が送られ、日本に来た渤海使には、特別に毎日シカ二頭が準備されており、肉食を好んでいることから、渤海が狩猟・採集を基盤とした社会であったことがうかがえる。
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