狂音波発振式ネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリ退治機
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「ドラえもんのひみつ道具 (きや-きん)」の記事における「狂音波発振式ネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリ退治機」の解説
狂音波発振式ネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリ退治機(きょうおんぱはっしんしきネズミ・ゴキブリ・なんきんむし・いえダニ・しろアリたいじき)は、「驚音波発振機」(てんとう虫コミックス第17巻に収録。および藤子・F・不二雄大全集第6巻に「狂音波発振機」の題で収録)に登場する。 狂音波を用いて、住宅にいるネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリを駆除する道具(但し、狂音波の威力で壁や窓ガラスなどが壊れる被害も生じる)。この道具を使うためには狂音波を収めたテープが必要。作品中ではドラえもんがテープをなくしてしまい、ジャイアンの歌に含まれる狂音波の中の強力な部分を取り出して使った。テレビアニメ第2作第1期では最終的にジャイアンの歌に耐え切れず大爆発を起こした。 初出時および単行本の1993年までの版では、題、道具の名称、音波の名称は「驚――」ではなく「狂――」としていた。藤子・F・不二雄大全集を除く現在の単行本では「狂時機」「サウンドカメラ」(旧名サウンドバカチョン)などと同様に、「驚――」という名称に変更している。藤子・F・不二雄大全集第6巻では「狂――」に差し戻して収録している。テレビアニメ第2作第2期では「驚音波発振式ネズミ・ゴキブリ・家ダニ・白アリ退治機」という名称で登場し、同じく「驚――」の表記がなされている。テレビアニメ第2作第1期の場合は話のタイトルが「ひびけ!ジャイアンの歌」である事と、作中で名称が表示されない為、正確な表記は不明。2017年公開の映画『のび太の南極カチコチ大冒険』では似た道具として「驚音波発振式害獣撃退器」が登場する。 またドラえもんの道具の中では最も名称が長い。ひみつ道具の事典では以下のように略している。 『ドラえもん全百科(ドラえもんオールひゃっか)』(1979年7月発行)の初版第1刷から1993年発行の版では「狂音波発振式虫退治機」 『ドラえもん全百科』の1994年以降発行の版では「驚音波発振式虫退治機」 『ドラえもんひみつ大事典』(1985年5月発行)の初版第1刷から1993年発行の版では「狂音波発振機」 『ドラえもんひみつ大事典』の1994年以降発行の版では「驚音波発振機」 『ドラえもんひみつ道具完全大事典』(1994年12月発行)と『最新版ドラえもんひみつ道具大事典』(2004年1月発行)と『ドラえもん最新ひみつ道具大事典』(2008年9月発行)では「驚音波発振式虫退治機」
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