犀川事件のもたらしたもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/02/24 08:10 UTC 版)
「犀川事件」の記事における「犀川事件のもたらしたもの」の解説
この事件により治水計画は見直され、新しい川は長良川に沿って開削され、住民達の土地は守られた。この川が新犀川である。この事を後世に残す為に、安八町氷取(旧名森村)に記念の石碑が建立されている。 この事件の影響は現在も残っており、一概には言えないが、瑞穂市(旧本巣郡穂積町等)と安八郡旧墨俣町、安八町とでは対立が根深くあるという。事実、この町を結ぶ道や橋の整備は最近まで殆どされていなかった。又、平成の大合併の際、穂積町は墨俣町と安八町にも合併を呼びかけたが、住民の一部には合併を望む声があったものの、当時の穂積町は岐阜地域、安八・墨俣両町は西濃地域にある事から、学区などの弊害があるため最終的には拒否された。また、犀川の当時の1市2町にまたがるエリアは土地区画整理事業地になっており、2005年に瑞穂市と墨俣町にまたがる所にオープンしたスーパーセンター「PLANT6」内には1市2町(当時)のインフォメーションコーナーがある。尚、開店日には1市2町の市長、各町長が来賓として出席している。
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