物部匝瑳熊猪
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 06:15 UTC 版)
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時代 | 平安時代初期 |
生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 外従五位下・鎮守将軍 勲六等 |
主君 | 仁明天皇 |
氏族 | 物部連→宿禰 |
父母 | 父:物部匝瑳足継[1] |
兄弟 | 熊猪、匝瑳末守?[1] |
子 | 匝瑳末守?[2] |
物部匝瑳 熊猪(もののべのそうさ の くまい)は、平安時代初期の豪族。姓は連のち宿禰。鎮守将軍・物部匝瑳足継の子。官位は外従五位下・鎮守将軍。勲等は勲六等。
経歴
主殿允を経て、仁明朝初頭の承和元年(834年)外従五位下・鎮守将軍に叙任され地方官に転じる。
翌承和2年(835年)連姓から宿禰姓に改姓すると同時に、本貫を下総国匝瑳郡から左京二条に移している。なお『続日本後紀』のこの改姓記事の中で、かつて物部小事が坂東に遠征した功労により、下総国に匝瑳郡を建てることを許され、その地名を氏の名に負ったこと。熊猪は小事の子孫であることが語られている[3]。
また時期は不明ながら東国で軍功を挙げたらしく、承和2年(835年)までに勲六等の叙勲を受けている[3]。
官歴
『続日本後紀』による。
脚注
参考文献
固有名詞の分類
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