熱量食とは? わかりやすく解説

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熱量食

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/23 08:26 UTC 版)

熱量食(ねつりょうしょく)は、日本軍が戦闘時の食糧として用いた携帯栄養補助食の一つである。開発は陸軍糧秣廠が行い[1]、制定は1931年(昭和6年)である[2]。軍制式品の他、民間製造品などいくつかの種類が存在する。制式としての熱量食は1938年(昭和13年)から1939年(昭和14年)に軍粮精(キャラメル)に改変された[3]。熱量食は補助的な食品であり、一例では1933年(昭和8年)の輸送計画中、関東軍に届けられる食糧弾薬のうち、熱量食616が甘味品として分類されている[4]


  1. ^ 『戦場の衣食住』153、154頁
  2. ^ 『戦場の衣食住』167頁
  3. ^ 『戦場の衣食住』23、167頁
  4. ^ 『軍需品船舶輸送の件』4画像目
  5. ^ 『日本帝国陸軍』79頁
  6. ^ 『伊国武官より「カロリー」糧食に関し問合の件』3、4画像目
  7. ^ 『糧食追送の件』2、3画像目
  8. ^ 衣糧課『北満冬季試験用培養器具及糧秣の件』3画像目
  9. ^ 『栄養食等追送に関する件』2、3画像目
  10. ^ 『糧食品整備追送に関する件』


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