火縄銃の名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 02:02 UTC 版)
一般に(アルケブス)もしくは同音のなまったものがよく知られている。燧石式銃については(スナップハンス)(ミュクレット)(フリントロック)などの名称が知られ形式上の分別とされているが、その発祥は火縄銃同様明確な記録はない。 (アルケビュス)については一つの説として、さらに初期の手砲の一形式に棒の先につけた金属筒に鉤状の突起を設け、発射時は鉤を委託物に引っかけ棒を地上に押さえ付けて発射した形式があり、これをドイツ語系で(ハーケン・ビュクセ=鉤付筒)と呼んだのが語源で、フランス語系で類似した(アーケン・ビュッス→アルケブス)と発音が訛化したのであろうという説がある。 さらに別の説にフランス語系の(アルク・ビュッス=筒形弓)を起源とする説もある。 恐らくは両方が混在しつつ、俗称通称化したものであろう。
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